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★★★★★ 東京長高金鵄会メールマガジン2015/4月号★★★★☆
東京長高金鵄会は関東在住の長野高校出身者による交流の場です。同窓生
の交流・親睦のため定期的に講演会を企画し、メルマガを配信しています。
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【１】2015年春の講演会・演奏会のご案内
【２】ウラジオストク音楽交流記 今瀬 康夫 高校２５回
【３】長野高校スーパーグローバルハイスクールプログラム（SGH）,
アメリカを闊歩する
清水 唯一朗 高校４５回
【４】 編集後記
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【１】 東京長高金鵄会2015年「春の講演会/演奏会」のご案内
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拝啓
陽春の候、長野高校ご卒業の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお
喜び申し上げます。 さて、春の講演会/演奏会を下記の通りご案内申し上げます。
お知り合いのご同窓もお誘い合わせの上、多数のご参加をお待ちしております。
敬具
2015年4月
東京長高金鵄会会長 中村 健
記
日 時：2015年5月22日（金）18時～ (受付開始：17時30分より)
会 場：コートヤード・マリオット 銀座東武ホテル
中央区銀座6-14-10 Tel:03-3546-0111
■講演会：２階 桜Ｂの間 18時～19時
直視すべし「医療劣化の根源病巣」
<演者> 田島 知郎 氏 (9回生)
東海大学名誉教授、日本乳癌学会名誉会長、日本外科学会特別会員
小諸市生まれ、通明中学出身。慶應義塾大学医学部卒、67～74年米国留学、74
年米国外科学会専門医試験合格。東海大学医学部教授、東海大学東京病院院長
を経て、06年東海大学名誉教授。現在、東海大学東京病院、聖隷沼津病院、田
島外科、すわやまクリニックで非常勤医師。横浜地裁の専門委員。
著書「病院選びの前に知るべきこと」（中央公論新社）、「患者の危機管理23
のノウハウ」（青萠堂）、「なぜ病院に殺されると言われても誰も反論しない
のか？」(青萠堂)など
■演奏会：２階 桜Ｂの間 19時～19時30分
ギター魅惑の夕べ
<曲目> 映画「禁じられた遊び」のテーマ、アルハンブラ宮殿の想い出、神田
川、他
<出演> ギター：篠原 正志 氏（22回生）
長野市出身。高校時代からギターに親しみ、1974年第16回東京国際ギターコン
クールにて第1位受賞。文部大臣賞、スペイン大使杯を受ける。1975年渡欧。
海外でさまざまな講習会に参加。1977年東京デビュー以後定期的にリサイタル
や、様々なコンサートに国内外にて出演。2010年より総合音楽祭「飯綱ムジカ
フェスタ」を長野市にて主宰。2012年銀座ヤマハホールにて「ギター活動40周
年コンサート」開催。
■懇親会： ２階 桜Ａの間 19時30分～21時
■会 費： 7,000円（含む懇親会費、事務費）
＜連絡先＞ 東京長高金鵄会連絡係 E-mail: info@tokyo-choukou.com
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【２】 ウラジオストク音楽交流記 今瀬 康夫 高校２５回
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縁とは不思議なもので2006年1月バンコクに会議で行った折、たまたま赴任直後
の在タイ大使であられた16回生の小林秀明さんとタイ大使館でお会いし翌年の周
年事業でのコンサートを打診されました。その折、小林さんに引き合わせて頂い
たのが後にウラジオストク総領事に赴任される当時タイ大使館公使の山田さんで
した。
2010年、ウラジオストクに赴任された山田総領事より現地フィルハーモニーが
ベートーヴェンの第九初演をするがコントラファゴット他、足りない楽器など10
名ほどボランティアを集められないかと話があり、都内のプロオケの友人たちを
連れロシアに初入国しました。その後日本現代作曲家の夕べでの演奏、小生が音
楽監督をした映画「カルテット！」のウラジオストク国際映画祭招待時に協奏曲
を演奏、昨年4月のウラジオストク国際音楽コンクール審査、などで度々訪問さ
せて頂くようになりました。一昨年からは日ロ青年交流事業で若手の音楽家の派
遣、招聘を新潟市、島根県などと協力して行っています。
音楽の交流の特筆すべき点は、譜面さえあればたとえ言語が違っても瞬間に演
奏が出来、特にクラシックではレベルが同じであれば言語が同じでも違っていて
も何の問題もありません。
昨年12月にはウラジオストクに新しく出来上がった国立オペラバレエ劇場で行
われた国際円卓会議にプレゼンテーターとして呼ばれました。同劇場の芸術監督
のアントン氏から「極東＋アジア音楽祭」をやりたいが、是非「日ロ合同オケ」
と「日ロ合同オペラ」をやれないかと打診され会議で話してきました。
※何故か上記二つでは小生の提案となってしまっていますが実際は二人で話した
内容です。
帯広の小学校時代の恩師は樺太からの引揚者、小生の亡父は朝鮮での現地召集
後、満州・シベリア経験など、勿論両国には色々な歴史があります。
しかしこうした人の縁で繋がる音楽を通しての交流はペンと同じく力があると
信じ、微力ながら今後も貢献し続けたいと思います。
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【３】 長野高校スーパーグローバルハイスクールプログラム（SGH）、
アメリカを闊歩する
清水 唯一朗 高校４５回
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3月13日（金）、ボストンに長野高校SGHのメンバー40名が降り立ちました。い
ずれも1年生、緊張の面持ちでの到着です。実は、長野高校はこれまでもアメリカ
東海岸への修学旅行を実施していました。筆者もコロンビア大学で一行に遭遇し
たことがあり、遠く離れた地での出会いに胸を熱くしたことを覚えています。
もっとも、以前はこれまではわれわれも経験した見学のみの修学旅行であり、
自ら何かをなすものではなかったようです。
しかし、今年はひと味違います。県内で唯一選ばれたSGH指定校です。学生た
ちは「観光都市NAGANOを世界に発信する」というミッションを持ってこの地にや
ってきました。初日はピルグリム・ファーザーズの開いた街並みを体感し、翌日
にはMITへ。Joi Ito氏がチェアを務めるメディア・ラボで最先端のインタラクテ
ィブ・デザインに触れ、日本人の若手研究者から大きな刺激を受けていました。
本番はここからです。翌日、彼らはハーバードのキャンパスを訪れ、世界各国
から集った大学生を前に日本を、長野をしっかりとプレゼンしました。ハーバー
ドのクラシックなインタラクションは、MITとは異なる知の世界と達成感をメン
バーに感じさせてくれたようです。
私がお手伝いしたのはここまでですが、ボストンでの経験は知への憧れを抱か
せるものの、メンバーにとってやや優しすぎるものであったようです。
その意味で大きかったのはニュージャージーで行われた現地高校との交流でし
た。外国人慣れしたボストニアンがゆっくり話し、じっくり聞いてくれるのに対
して、ニュージャージーの高校生は率直で配慮はしてくれしません。日常のスピ
ードで話し、聞き取れなければ聞いてくれない。メンバーは大きな挫折感を味わ
ったようです。
ボストンでの成功とニュージャージーでの挫折。どちらがよい経験になったか
はわかりません。しかし、自ら手を挙げて参加して伝えようとした経験から、自
分たちの強みと弱みをしっかりと感じたことでしょう。帰国後、メンバーの姿勢
はガラリと変わったそうです。
すばらしい後輩たちの取り組みを心から応援しつつ、自分もしっかり変わって
いかなければと気持ちを新たにしています。
みなさんは最近、変化していますか。
清水 唯一朗
（高校45回、慶應義塾大学総合政策学部准教授。
2015年3月までハーバード大学ライシャワー日本研究所客員研究員）
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【４】 編集後記
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2015年5月22日（金）春の講演会・演奏会に多くの同窓の皆様のご参加をお待ち
しております
北原
メルマガ配信係りの榎本です。私のパソコンが急に壊れ、配信が遅れてしまいました。
申し訳ありませんでした。
榎本
