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★★★★★ 東京長高金鵄会メールマガジン2015/新春号★★★★☆
東京長高金鵄会は関東在住の長野高校出身者による交流の場です。同窓生
の交流・親睦のため定期的に講演会を企画し、メルマガを配信しています。
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謹 賀 新 年
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あけましておめでとうございます
皆様にとって良い一年になりますように
2015年もどうぞよろしくお願いいたします
東京長高金鵄会 会長副会長幹事団一同
【1】2014年 講演会・総会・懇親会 開催報告
【2】幡野保裕さんの講演を聞いて 佐藤 一雄(高校15回)
【3】One hill,one beer! ~初マラソン参加記~ 北原 俊彦(高校33回)
【4】 編集後記
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【1】 2014年 講演会・総会・懇親会 開催報告
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参加者90人、来賓3人をもって、下記のとおり行われました。
記
講演会: 2階 芙蓉の間
【講演1】14時00分~14時50分
「現代日本木版画」
<演者> 町田 英明 氏 (30回生)
日展会友、光風会会員、日本版画会審査員
NPO科学知総合研究所理事 気相成長株式会社代表取締役
【講演2】14時50分~16時00分
「日本のクルーズ事情とクルーズの魅力」
<演者> 幡野 保裕 氏 (15回生)
アスカクラブ会長
(アスカクラブとは飛鳥Ⅱのレピター御乗客の懇親会)
総会・懇親会: 2階 桜Aの間 16時~18時
会 費: 10,000円(含む懇親会費、事務費)
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【2】 幡野保裕さんの講演を聞いて 佐藤 一雄 (高校15回)
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幡野さんは長高時代、柔道の猛者でありながら難関の東京商船大学(現東京海
洋大学)に合格された「文武両道」の優れた人物として、予てから尊敬して来て
います。
その幡野さんが2012年6月12日のNHKラジオ放送深夜便の「乗り物アラカルト」
というコーナーに出演されて、大型豪華客船の航海というテーマでお話をされた
のを偶然に聞いて素晴らしいご経験をお持ちと感心しました。
そして、今回、東京長高金鵄会で講師としてお話頂くと言う事で非常に楽しみ
にしておりました。
お話の冒頭での当意即妙なユーモアで聴衆をリラックスさせてのお話振りとい
い、お話の組み立てといい飽きの来ない非常に素晴らしい内容であったと思いま
す。
お話の中で感心したのは、豪華客船とディズニーとの共通点について触れられ
たことです。
1.共にリピーターが多いこと。
2.設備の維持に費用が掛かること。
3.従業員の教育・訓練に非常に大切なこと。
(時に折角育てた従業員が他からスカウトされることがあるそうです。)
また、以下のお話も非常に有益でしかも参考になりました。
1.日本一周の航海をすると、日本の美しさを再認識する。
2.船長として、乗客から船旅が飽きたといわれるのが一番辛い。
3.女性客の場合、和服を着ると大人気なので、是非ともお持ちになることをお勧
めします。
4.日本人がクルージングに馴染まない理由として、スローライフが苦手なことに
加えて日本人には船酔いに弱いDNAがあるのだそうです。(これは初耳ですが)。
最後に旗野さんによると、クルージングによるヒーリング効果が大きいので、
是非お試しされては如何でしょうかとのお勧めでした。乗客の中には、癌に掛か
っていた方がクルージングを行って実質的に延命された方もいらっしゃったとい
うことです。
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【3】 One hill,one beer! ~初マラソン参加記~ 北原 俊彦(高校33回)
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「あとひとつ丘を越えればゴールだ、美味しいビールが待ってるぞ!」
コース沿道の住民の方々からの励まし、そして私設エイドで塩味のきいた自家
製ビスケットをいただき、なんだか嬉しくて涙が出てきた。
「長野マラソン、参加申し込み開始28分後に定員に達しエントリー終了」の
ネットの記事を横目に、初マラソンにホノルルマラソンを選んだ。
昨年12月14日午前5時、夜半からの雨が降りしきる中、スタートの号砲が
鳴る。豪華な打ち上げ花火が夜空に咲く。約3万人のランナーと一緒に一気にテ
ンションが上がる。アラモアナ公園のスタート地点から、まだ暗い夜道のダウン
タウンを行く。いくつものクリスマスのイルミネーションが灯る。そして、カラ
カウア通りを走り、ワイキキ・ビーチのあたりでやっと夜が明け始めた。
ダイヤモンド・ヘッドの横を登って下るあたりで、13km、2時間。トップの
ランナーが向かいから戻ってきた。異次元の速さ。そして、我々ファンランナー
は、ハイウェイの上をとぼとぼと行く。アニメや映画のキャラクターのコスプレ
をしたランナー達が駆け抜けていく。時折、雨脚が早くなり、強風が吹きつける。
エイドの給水用の紙コップが路面を踊る。ホノルルでは珍しい雨だった。
27kmハワイカイの閑静な住宅街の中、池を回って折り返し。あとはゴールの
カピオラ二公園を目指すだけだ。しばらくすると、雨がやみ、陽が差してきた。
きれいな虹が見えた。最後の難所、ダイヤモンド・ヘッド付近の上り坂を登る。
小高い丘の上から、行きには見ることができなかった太平洋が光り輝いて見えた。
そして、フィニッシュ!
自分の人生をこのマラソンに例えると、27kmあたりだろうか。ゴールに向か
って戻るところだ。この先、晴れて虹を見ることができるかまだわからない、越
えなければならない丘がいくつもあるだろう。
住民と大会ボランティアの方々、3万人もの同志、同走した家内のおかげで走
りきれたこのマラソン。そして、たびたび聞いた沿道からの声援「Good job!」
いつの日かそう言われ、もっと美味しいビールを飲みたいものだ。
そのために、今年も走り続けよう。
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【4】 編集後記
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本年も東京長高金鵄会への参加をよろしくお願いいたします。
メールマガジンの記事も募集しております。下記の連絡先までどしどしお寄せ
ください。
なお、先の長野県神城断層地震災害のお役にたてればと、会の会計より10万円
を長野市災害義援金向けに支出いたしました。本件は会長の発議で総会において
了承されました。
幹事長・メルマガ担当